『運転資金は返さなくてもいい?』
女性起業家が知るべきポイント

今回は、運転資金のお話です

前回から融資のお話しをしています。
今日のテーマは「運転資金」

運転資金は返さなくてもいい、ってどうゆうこと??と思いますよね。

お金の借り方にはポイントがある?

お金の借り方には、ポイントがあります。それは、
「使い道に合わせて借りる」

例えば、
事業に使うための設備や機械を買うお金は「設備資金」

事業を続けるために必要なお金は
「運転資金」

といったように、使い道によって呼び方が変わります。

設備資金

先に出て来た「設備資金」の場合
例えば、女性経営者でエステサロンや美容室などをされている方が、新たな店舗や設備投資で3,000万円を借り入れました。その3,000万円の返済はすぐに始まり、月々決められた額を、決められた期間で返していきます。

(この「期間」も重要ですが、これは別の機会にお話ししますね)

運転資金

「運転資金」の場合、
私の周りにはアクセサリーやこだわりものづくりをされている女性経営者もおられますが、例えば製造業の会社であれば、材料や部品の仕入れが発生します。

お金を3,000万円借りて仕入をしました。
仕入れた材料や部品を使ってこれから製品を作り、販売していきます。売上のお金が入ってくるのは、もちろんそのあとです。

そんな中、すぐに借入の返済が始まるとどうでしょうか。

商品を仕入れて在庫を置いておく必要がある卸売業なども同様。仕入れたものが売れるまでに、商品を抱えている期間があります。

そんな中、借りたお金の返済がすぐに始まるとどうでしょう。

資金繰りはしんどくなりますよね。

短期継続融資とは・・・?

「運転資金」の調達には、月々利息だけ支払う、元本の返済はなし という借り方があります。

「短期継続融資」と言われるものです。

このように、資金使途に合わせて借りることで、毎月の資金繰りが楽になります。

では、
皆さんの会社の運転資金はいくらでしょう?計算式はこうなります。

運転資金 =(売掛金+受取手形+棚卸資産)-(買掛金+支払手形)

決算書の数字を拾えば分かりますので、やってみてください。

会社のお金が
どれくらい入ってきて、
何にどれくらい使って、
いくら残ったのか、
毎月しっかり見ていきたいですね。

まとめ

女性経営者は数字に弱い?と良く言われますが、私の感覚では、
「弱い」のではなく「知らない」という方が多いです。

知らないままにせず、融資の知識を持つことで、もっとお金を楽に回せるようになるかも!
気になる方は、チャットで気軽に聴いてくださいね。

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