今日は財務改善のお話を

昨年から財務顧問をしている企業様の事例です。

仮にA社としましょう。関わる前のA社は、キャッシュフローの赤字が数年続いていました。しかも大幅な赤字で、毎月どんどんお金が出て行く。もう後がない💦💦という状態。

1年後、関与して初めての決算。最終利益1,000万円超
最終月にキャッシュフローも黒字化して着地。素晴らしい結果でした。
社長がおっしゃるには、『もう潰れそうな会社だったのに、今は社内の雰囲気も良く、自分自身仕事が楽しい』そうです。

なぜ、そうなったか。

まずは、社長の決意。
『自分も、社員さんも、地域の皆さんも、みんなを幸せにできる会社にする。』
『そのためにできることは全てやる。』
という覚悟を決めました。

その次にしたこと、それは、『みんなを幸せにできる会社』を、数値化すること。

あるべき姿を数値化するとこうなる!

〈言葉〉と〈数字〉でゴールを設定しました。
言葉だけでは拭えない曖昧さは、その言葉を数値化すると、明確になります。
『明確になる』とは誰が見ても、『達成したかどうか』が分かる状態です。
〈言葉〉と〈数字〉であるべき姿を決めると、人は強くなります。不思議に思うかもしれませんが、内面から変化するのです。

A社も、社長が自分と数字に向き合い、内面から強くなっていくのが、毎月のミーティングや日常のやり取りから伝わってきました。
社長のあり方が整うと、社員さんのあり方も整ってきます。社長の覚悟と、社員さんのチームワークで、A社は難局を乗り越えました。現場の頑張りも凄かった✨

あるべき姿を言葉にし、数値化するためには、知識が要ります。V字回復に、魔法も特効薬もありません。必要なのは、経営の勉強です。
社長は、この経営知識を真摯に学び、実践されました。
素直に学ぶ、
決めたことをやり切る、
それを積み重ねる、そうして、ご自身で視界を拡げていったのです。

出逢った当初から、社長には、社業を通してやりたいことがたくさんあります。
実現できると、高いレベルでの地域貢献になります。
今、財務が良くなっていくことで、やりたいことに向き合う土台が、徐々に出来てきました。
新たに5カ年計画を更新し、社長は次の1年に向きあっています。

あるべき姿を言葉にする
そして、それを数値化する
全員で共有して進む

皆様の会社では〈言葉〉と〈数字〉でゴール設定できていますか?

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